学生スポーツについて2005年11月23日 23:30

本日はラグビー早慶戦。昔も今も直接的な当事者ではないのだが、数多の早慶戦の中でも何となくこの一戦はスタジアムなりTVで観戦を続けている。

通算成績は早稲田が慶応を圧倒。特にここ数年は早稲田の絶頂期にあり、今年の下馬評も圧倒的に早稲田優位。密かに学生スポーツらしい番狂わせを期待してはいたのだが、結果は54-0と下馬評どおりの結果となってしまった。が、前半は慶応の激しいディフェンス(いわゆる「魂のタックル」)で応戦、近年にない競った試合をしてくれたお陰で、結構楽しめた。

レベル的にいえば国内社会人の方が上なんだろうし、もとより海外のラグビーではもっとハイレベルな戦いが楽しめるはずなのだが、4年間(高校なら3年)という限られた期間で昇華する学生スポーツは、プロが展開するものとは違う次元で、若々しさというか、青臭さが感じられるのが個人的に気に入っている。故に圧倒的に熱くなれる。

それにしても、早稲田は憎たらしいほど強い。今年の大学選手権も問題なく連覇するだろう。彼らの最大の目標である日本選手権4強はちょっと厳しそうに思うが、トップリーグの下位チームは十分に食っちゃうかもしれない。