三十一而立

最近、本当に寒い。寒いの苦手なので、本当に辛い。

気象庁の発表によれば、2005年12月の平均気温は、戦後に統計を開始して以来最低を記録したようだ。

寒さが堪えるのが、行き帰りの通勤時。いつの頃からか休日はニット帽を愛用するようになったのだが、平日は整髪量をつけているため被るわけにもいかず、余計に苦痛である。

春が待ち遠しい。

朝、会社に着いて早々、ふと気が付くと、お気に入りのスーツのパンツの股の部分がぱっくり裂けている。

なんじゃ、こりゃー

最初、本当に事態が理解できず、続いて猛烈な恥ずかしさが押し寄せてきた。替えなど勿論あるはずもない。

「すいません、パンツに穴あいてるんで、家帰って履き替えてきます」

なんて言えるわけもなく、仕方がないので、近くのコンビニで安全ピンを入手し（意外と置いてあって、こちらもびっくり）、便所にこもって応急処置をした。破れた周辺の生地を手繰り寄せたため、直立すると妙なしわが寄っているが、そんなこと気にしている場合でもなかった。

極力座ったままで、更に歩くときも座っているときも内股に力をいれてこの日の勤務時間を耐えた。周りから見たら、明らかに挙動不審な部分があったと思う。就業後は一目散に帰宅した。とにかく恥ずかしく悲惨な出来事だった。

それにしても、いつ、何故こんな悲劇が発生したのだろうか？最近太ったのは事実で、パンツの股がすれて勤続疲労を起こしていたのも事実かもしれないないが、それにしてもぱっくり裂かれ過ぎていた。何かに引っ掛けたのだろうか･･･。

ひとつ言えることは、このお気に入りだったパンツがほぼ再起不能であるということ。それを思うと悲しくて仕方が無い。丁度セールの季節だから、同じShopのパンツをあさりにいこうかなぁ・・・。